子供を産むと骨盤がずれて痩せにくくなる、、、。
骨盤がずれて腰痛が治らない、、、。
そんなお声をよく聞きます。
ズバリ!
「骨盤はずれません!!」
骨盤は腸骨と仙骨で構成されています。
中央にある丸い穴の中から分娩時に赤ちゃんが通る産道です。
赤ちゃんの頭が大きくこの穴が狭い(骨盤が狭い)と帝王切開または難産となります。
日本人は比較的に骨盤が狭いです。
この穴を構成する関節は3つあり、ここは強靭な靭帯があるのでめったに動くことはありません。というか動いても数ミリ単位。
恥骨が開いてしまうなんてことはありません!
絶対ない!
開いたら足がぐらぐらして歩けなくなります!!
妊娠時はリラキシンというホルモンによって身体全体の靭帯が緩む方向にいきます。
妊娠時出産後に腱鞘炎になりやすいのはこのせいです。
出産後おっぱいをあげるとオキシトシンによって靭帯が固まります。
靭帯が伸びて骨盤がずれて、産後ずれたまま固まるとなんてことはないの?
といいますが、そんな方はごく稀です。
西洋医学の産婦人科医も出産で骨盤がずれる事は当たり前のように言いません。
骨盤矯正というのは日本の民間療法だけで使われているワードです。
実際、、
私が昔勤めていた治療院で骨盤矯正メニューがあり、施術をしていました。
やることはいつもの腰痛患者さんと変わらないのでは?
と疑問に思っていました。
産後に来られた方たくさんいました。
その時は良いのですが、数日するとまた戻りました。
これホントに効果あるのか?
と疑問に思いながら施術してました。
その時の患者様達すみません。
まとめ
・出産で骨盤はずれない!
・骨盤がずれてやせないなんてことはない!
・骨盤調整は日本で作られた言葉!
産後の不調は
慣れない育児、ホルモンのアンバランス、出産の痛みでうまく身体が動かない
まどなど原因は様々。
ぶあ鍼灸室はすべての女性に寄り添います。
一度ご相談くださいね。